住宅ローン本申込のタイミングは?契約前に知っておきたいこと

「さぁ、家を建てる契約をしたし、住宅ローンを申込もう」と張り切って申請したのは良いけれど、審査に落ちて大慌て、というようなことにならないためにも、家を買う際の住宅ローンについては、知識を持っていたほうが良いでしょう。

住宅ローンについて調べていると、時々、以下のような記述を見ることがあります。すなわち、「住宅ローンは仮審査さえ通ってしまえば、本審査は書類の確認のみ」というような記述です。ということはつまり、仮審査に通ってしまったら、さっさと施工契約をして、それから本申込をすれば、十分、間に合いそうですよね。

ただ、私はここで1つ、お伝えしておきたいことがあります。それは、本審査は「書類提出ではなく、審査である」ということです。一見、たいしたことをしないように見えていても、実際には、ここで落ちるケースが存在しているという事実があります。

書類の内容が、仮審査前と違っていたら通らないかもしれない、と思う方もいらっしゃるでしょう。もちろん、そういうこともありますが、それ以外の理由で落ちる場合があります。たとえば、仮審査のときにはなかった、家族記入欄などで、家族の審査をした結果、別の借金が発覚して落ちてしまう、などのケースですね。あるいは、過去にそうした借金で、延滞記録や債務整理などの記録が残っていた場合も、落ちることがあります。

仮審査後に、新たな借金をつくるのも、あまり良いことではありません。その借金の内容なども審査され、返済率の計算が、再び行われます。

では、どのタイミングで本申込をしないといけないか、ということですが、単純です。家の購入の申込を確定する前に行ってください。申込時は、見積書を持って申込みます。そして、ローンの本審査に通った後で、家の購入契約を行ってください。こうすることで、家は契約したのに、ローンが組めない、と慌てる必要がなくなります。

仮審査に通れば確実ということが、あたかも真実のように語られていますが、それが100%のことではないということを、きちんと理解した上で、確かな対応を行ってください。

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